本年度で5回目を迎える大学入学共通テストが終了しました。
本年度から数学ⅡB・国語の出題形式(大問・設問数および制限時間)が変更されました。予想に反して、すなわち昨年より難化すると思われましたが、数ⅡB平均点は昨年度並みとなり、国語平均点は10%程度上昇です(大学入試センター中間集計 1月22日発表より)。受験生、特に現役生に対する配慮だろうと思料いたします。
総体的に、令和6年度よりもやや易化でしょう。新課程で初めての共通テストであることを踏まえますと納得の結果かもしれません。そのため、来年度は特に主要3科目(英・数・国)において幾分難しい出題が予想されます。数年間の試行錯誤を経て新課程用の「共テ形式」が確立すると思われます。いずれにしましても、冷静な対応、緻密な読解力、さらに時間配分への配慮が必須です。
代表 吉松伸樹
令和7年1月22日